ノスタルジック炸裂!日本のヴェネツィア「新湊内川」で港町の風情を感じよう

富山県の新湊内川を訪れたことはありますか?

能登半島の付け根あたり、富山湾に面している港町で、内川の町中を流れる運河は排水路だけでなく、いまもなお人々の舟が行き交っているんです。その姿から「日本のベニス」と称されて有名になりました。

運河には漁船が停泊し、すぐ側には多くの家が軒を連ねます。人々の生活に根付いたその町の姿はまさに「日本のベニス」の名前にふさわしいと言えるでしょう。

旅行で行くならば、橋めぐりも内川の楽しみ方の一つ。河川には10本の橋がかかり、どれも凝っていて見もの。それぞれ個性豊かな姿で楽しませてくれます。

神楽橋は、手すりの部分がステンドグラスになっていて、日が差すとキラキラと。外国人によって設計された東橋は、日本では珍しい屋根のある橋で異国情緒が漂う。中新橋は、江戸時代に北前舟の寄港地として栄えたことから北前舟をデザインに取り入れたそうです。

町を水辺から楽しむなら是非乗りたいのが遊覧船。海王丸パークを出発して、内川の橋を巡ります。

2015年にはここをを中心にしたJR東日本の「大人の休日倶楽部」が撮影されました。記憶している人もいるのでは?

毎年10月には伝統の曳山まつりで多くの人々でにぎわい、どこか懐かしさを感じさせる風情は、故郷に帰ってきたような感覚にさせてくれる、そんな場所です。冬に行くなら、カニをいただきましょう。

映画の舞台にも。