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海外旅行中に被害にあいやすい犯罪「スリ」。盗られた側の行動に問題があることの多い置き引きと違って、”スリ”の手口は巧妙で誰もがウッカリやられてしまう可能性があります。

見た目や貴重品の持ち方に気をつける以外に、重要なのは「被害例を知ること」。知ることで、危なそうな場所ではより注意深くなれたり、似た状況に身を置いたときに気付くことができて未然に防げるんです。

リスクを少しでも減らせるよう、いくつかのスリ手口をご紹介します。大胆な手口が多くて「こんなバレバレで盗られるわけない」と思うかもしれませんが、相手はプロです。一瞬でとられます。

地下鉄や街中で・・・

新聞を読みながらターゲットに近づき、その新聞で被害者のカバンやポケットを隠しながら財布などを盗みます。不審な人が接近して来る場合には、バッグをしっかり両手で持ってその場を離れましょう。大きな地図をひろげながら道を尋ねてくるパターンや、逆に地図やガイドブックをひろげているときに親切に声をかけてくるパターンもあります。

エスカレーターや階段で・・・

ターゲットの前後を犯人が囲み、前方の人が、小銭やタバコ等を突然落として拾い集めようとします。そして、ターゲットが拾うのを手伝ったり気を取られている間に、他の仲間がカバンやポケットから財布などを盗みます。
この場合には手伝うことも過度な反応もせずに見過ごした方が無難です。もし手伝う場合には鞄から目を離さないでください。真後ろに知らない人が立たないような位置取りや歩き方も重要です。




レストランなどで・・・

物乞いする振りをして近づいてきてターゲットの注意をそらし、テーブルの上に置いたスマホやカメラ、背もたれのカバンなどを盗みます。たとえかわいい子供でも気を緩めず、所持品を体から離さないようにしましょう。

ケチャップやアイスなどを・・・

犯人は事前にターゲットの服につけます。そして、汚れがついていると指摘し、拭き取るのを手伝っていると見せかけて、カバンやポケットから財布を盗みます。
指摘されても他の人がいる目の前で荷物を持ったまま汚れを拭き取るのは控えましょう。荷物をみてくれる日本からの同行者がいなければ、トイレの個室またはホテルの部屋に戻って洗ってください。親切に手伝いをする人物がいても応じないことが肝要。

物売りが・・・

ターゲットに売りつける素振りで花や雑貨などを体に押しつけている隙に、物売りの犯人がカバンやポケットから財布を盗みます。しつこく営業してくる人に遭遇した場合には、相手が子どもでも妊婦でも弱そうな老人でも、相手にせずに立ち去りましょう。 

カッターなどで・・・

バッグをこっそり切り裂いて中身を盗みます。大事なものが入っている荷物は目のとどく体の前のほうに持ちましょう。簡単には切れない素材のかばんだとより安心です。


被害にあわれた方のツイート





バルセロナでは・・・



スペインはスリ多発地帯で有名ですが、地下鉄でなんと日本語でもアナウンスが流れます。私が昨年訪れたときにも、貴重品全部入ったバッグを盗られてしまった方などにあいましたが、やはり日本人は狙われやすいのかもしれません。


被害にあった方の話を見たり聞いたりしていると、ひとり旅よりも、誰かと一緒のとき、団体ツアーで観光しているときのほうが多いですね。気を抜かずに自分のものは自分で守りましょうね。
万一盗られても被害が少なくなるように、たくさんの現金、ブランド物、お金で買えないような大事なもの、たくさんの買い物袋はなるべく持ち歩かないようにしましょう。