四川料理と聞いて、どんな料理を思い出しますか?麻婆豆腐、水煮牛肉、よだれ鶏……!あー、ニヤニヤしちゃいますね。
東京で食べられる四川料理のお店で、私のイチオシは「知音食堂」です。
店員さんもお客さんも中国の方ばかり。メニューの日本語は少し変ですが、話せば日本語が通じるので安心してください。定番をおさえていて、しっかり本格的な味が楽しめます。
味が濃いので、お酒に合うー。混みあう前、夕方がねらい目ですよ。
唐辛子や山椒のような花椒を多く使っているので、もちろんしびれるように辛いけど。それだけではなくて、ちゃんとコクがある。四川料理では、酸(酸味)・辣(辛味)・麻(しびれ)・苦(苦味)・甜(甘味)・香(香り)・鹹(塩味)と7つの味が楽しめると言われています。
「川菜」と看板が出ていたら、それは四川料理のこと。日本でも中国人が多く住むエリアでは見かけることがありますが、好きな中華街は「知音食堂」のある池袋北口。(食用の)犬肉を出すお店もあるんですよ。羊のほうがずっとおいしいですけど、食べたことがない人がいたらそっちも是非。
本場に食べに行きたくなったら、四川省の中心都市である成都への旅をおすすめします。名前くらいは聞いたことあるでしょうか。三国志でいうと「蜀」。三国志ゆかりのスポットや、パンダ繁殖研究基地など、グルメ以外にも楽しめる大都市です。 成田から直行便で5時間半くらい。チベットに近いところなので、お隣の国にしては遠く感じるかもしれませんが、バンコクやシンガポールより飛行時間は短いですよ。世界遺産の九塞溝を訪れる人の旅の拠点にもなっています。チケットは、往復3万円台から売られています。
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