【海外旅行】お土産ワインの持ち帰りについて10の質問に答えます【パッキング、免税課税】

フランス、イタリア、スペイン、オーストラリア、チリ……ワインの産地に出かけたら自分へのお土産に欲しくなっちゃいますよね。今回は、海外旅行先からどうやって持ち帰ってきたらいいのか、そもそも日本にどのくらいお酒を持ち込んでいいのかなど、10の疑問を解消していきたいと思います。

Q1. ワインを日本に持って帰ってきても大丈夫?

大丈夫です。お酒は持ち込みを禁止されていません。

Q2. 持ち帰れるワインの本数は決まっているの?

決まっていません。何本でもお土産に買ってくることができます。ただし、免税の範囲を超えると、お金がかかります。航空会社によって無料で預けられる荷物の重さが決まっていますので、ワインをたくさん買うときにはそちらも注意してくださいね。
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Q3. 免税の範囲って?

成人ひとりあたり「酒類3本(760mlを1本と換算する。)

ワインに限定されていないことに注意。ビールやリキュール等を買ったら、合算で考えなくてはなりません。合計で2280ml(760×3)を超えていなければ免税になるので、例えば缶ビール350mlを6本買ってもセーフです。

Q4. 免税範囲なら何もしなくて大丈夫?

いいえ。日本の空港に着いたら、申告用紙を税関ブースで提出します。免税範囲内でも免税範囲を超えていても、必ず提出しなくてはいけません。全員です。

機内で配られるので、到着前に記入しましょう。「携帯品・別送品申告書」http://www.customs.go.jp/kaisei/youshiki/form_C/C5360.pdf

Q5. 免税範囲を超えたら、どのくらいお金がかかるの?

ワインは、1リットル200円。思ったより安くないですか?余裕があるなら本数を気にせず買いたいですね。消費税が10%に引き上げられたら、この税率もあがるでしょう。。。

Q6. 未成年だけど家族へのお土産にワインを買っても大丈夫?

大丈夫です。ただし、免税範囲はありませんので、ワイン1本目から課税されます。

Q7. 新婚旅行でワインボトルを5本買ったら、いくら課税される?

成人ひとりあたり3本なので、家族ふたりで旅行した場合には6本まで免税範囲です。つまり、課税されません。

Q8. 飛行機にワインを持ち込んでもいい?

液体の持ち込みには100mlという厳しい容量制限があるので、基本ワインボトルを持ち込むことはできません。預けるスーツケースにいれましょう。

ただし、空港の免税店で買ったものに限り機内に持ち込むことができますが、どこかを経由する場合には、経由地の荷物検査で制限をこえた液体とみなされ没収されますので、日本への直行便に限ります。

Q9. 荷物に「ワレモノ注意」のステッカーを貼りたいのですが?

チェックイン時、大切に扱ってほしい荷物を指さして「Could you put a fragile sticker on this baggage?」と言ってください。ワレモノ注意のステッカーを貼ってくれます。「フラジャイル」という単語が伝われば大丈夫。もちろん、自分で用意して貼ってもOKです。

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ただし!ワレモノ注意のステッカーにはほとんど効力はありません……。
ニュースや動画、実際にみた人もいると思いますが、海外では雑な扱いをされることが多々あります。スーツケース投げ放題!丁寧に扱われるどころか、fragileと書いてある荷物をわざとぞんざいに扱う嫌がらせも中にはあると聞くので、ワレモノ注意の指定を私はしたことがありません。

Q10. スーツケースの中でワインボトルが割れないようにするには?

残念ながら、100%割れないようにする方法はありません。しかし、割れにくくする方法はあります。

以下の梱包の仕方を参考にしてください。
・圧縮袋のようなチャックできるビニール袋にいれる(万一割れても被害が広がらない)
・ひとつひとつぷちぷちで包んで、上からガムテープでぐるぐる巻き(衝撃から守る)
・スーツケースの真ん中あたり、外側からの衝撃を直接うけにくい所にいれる
・隙間をタオルなどできっちり埋めてワインが動かないようにする。ぶつかってボトルが壊れるくらいの硬さの物でなければ、どんな物が接していても大丈夫。

とにかく隙間をつくらないようにすることが重要。この方法で過去1度も割れたことはありません。スーツケースが壊れかけたときでさえも、お酒は無事でした。飛行機に限らず、移動するときには同じようにパッキングしてくださいね。

梱包に必要なものは現地調達せず、日本の100円ショップ等で購入したほうが丈夫で安いですよ。