日本の約25倍の国土の広さをもつ中国。25ヶ国が集まったような広さなのだから、「中国」といってもそれぞれの地方で個性的な特色があります。もちろん料理も。中華料理といってもその数は数十種類、大まかにわけても20以上のタイプが存在します。
日本にいても本場の味が楽しめる中華料理
日本でも人気のある、主な種類をいくつか紹介します。
上海料理
濃いめの味付けで海鮮を多くつかった料理が多い。上海蟹は有名ですね。世界的に人気の小籠包など上海生まれの点心も多い。点心は温かいものであるのが特徴です。
日本にあるおすすめ上海料理店
上海小吃山西料理
刀削麺をはじめ、手作り麺の種類が世界一多いことで有名です。黒酢の醸造でも有名なところで、地元の人は何でも酢をかけて食べます。
日本にあるおすすめ山西料理店
山西亭北京料理
清朝時代に中国大陸各地の食材と調理法が流入して発達した宮廷料理。北京の中国貴族が食べてきたもので、手が込んでいて繊細な見栄えのする料理が多い。
北京料理は宮廷料理以外にも、北京市民が日常食べてきた家庭料理や屋台の料理などの郷土料理も含まれます。中国の北の方では、主食となる饅頭や餃子などの粉ものが豊富。羊肉をよく使うのも北京料理の特徴です。
日本にあるおすすめ北京料理店
北京遊膳四川料理
唐辛子や花椒など多くの香辛料を混ぜ合わせて、辛いだけではない美味しい辛さを特徴とした料理。日本にもファンが多い。四川は内陸にあるので、食材は肉、川魚、野菜などが中心で、乾物も多く使われます。
日本にあるおすすめ四川料理店
飄香雲南料理
独特な食材が豊富にとれる雲南地方。さっぱりした味付けが多く、日本人の多くがイメージする中国料理のイメージをくつがえしてくれるでしょう。
日本にあるおすすめ雲南料理店
過橋米線広東料理
フカヒレ、燕の巣、貝柱など、海産の乾物のうま味をとりいれ 薄味で仕上げた料理が多い。あんかけ料理など香港で発達した庶民料理や、朝食として点心を食べる飲茶も人気。