週末の小旅行なら気にならなくても、夏休みやゴールデンウィークに1週間ほど留守にするときに気になるのが家の中のこと。
空き巣対策については以前書きましたが、貴重品をどうしたらいいかに触れなかったので、今回は私が半年くらいかけてやってみた対策を紹介します。
家について
うちは賃貸マンションに二人暮らしです。築年数20年近くのよくある間取りの2LDKで収納スペースはそんなにたくさんありません。管理人が常駐していないので、誰でも玄関前まで簡単に入れてしまうオートロックです。
旅行中、家においていた貴重品
現金、通帳、印鑑、各契約書類、スペアキー、思い出の品々、貴金属類、カメラ
このくらいでしょうか。他にも家具とか服とかパソコンとか大事なものは色々あるんですけどね。買い直すことができたり、泥棒さんが簡単に持っていけない大きさだったり、泣き寝入りすることはないものですね。
一番重要なのは持たないこと
どこに隠しても、時間さえあれば見つかっちゃいますよね。男の人が重くて持っていけない+破りにくい金庫を自宅に置くなんて非現実的ですしね。
だから「貴重品を家の中に置かない」ことが最善と考えました。
そのために大きく3つの対策をしました。
① データ化する、Webサービスを利用する
家のモノをWebで管理できるようにしました。
たとえば銀行の通帳。記帳するとき以外、ほとんど使いません。すべてをキャッシュカードやモバイルで済ませる時代、通帳なんて古臭いですよね。だから、Webでみられる通帳に切りかえました。
これはクレジットカードや公共料金にも言えます。引き落とし今はWebでなんでも確認できる時代。請求書が自宅に届いてコンビニで振り込む、紙で明細が届くなんていうことをしている人は見直してみてほしいです。長期旅行でも個人的な情報がポストにたまっていかないので安心ですよ。
本は、家に物を増やさないように、できるだけスマホやタブレットで読めるように電子書籍で買うようにしています。昔フィルムで撮った写真は写真屋さんでデータ化してもらいました。それをAmazonプライムフォトというサービスを使ってオンラインで保管しています。Amazonのはプライム会員ならばだれでも利用できて、写真の劣化がないまま容量無制限でアップできるので助かります。Googleフォトは容量が制限あるし、写真が多少劣化するんですよね。
それから家の鍵。スマートロックを導入しました。SUICAやスマホで開錠できます。いざというときはマンションのセキュリティ会社がスペアを1つ持っているので、家にスペアキーを置いておく必要がありませんね。
②断捨離する、スリム化する
「それは本当に必要なのか」疑問を投げかけながら、家の中を片づけました。貴重品も同じ。昔気に入っていたものでも大事な思い出がなければ売ったり捨てたりして、シンプルな部屋になりました。(居心地がいいです。)
パソコンは捨てて、旅先にも持っていける小型タブレットに買い替えました。パーティーに着ていくような服や小物で、旅先でも着ないものは売ってしまいました。もうシンプルで上質なワンピースが1枚あれば十分。普段の服も、華やかなデザインのものを身に着けたいときも、今の時代はレンタルサービスが充実しているので困りません。
断捨離することでリスクを減らすことができます。
③安全な場所に預ける
まず、現金。これは盗難対策だけではなく火災や地震対策でもあります。現金はなくなったら戻りません。手数料かからずATMで簡単に引き出せるのですから、全て銀行等に預けましょう。
私は使う分だけの少なめの現金を財布にいれ、SUICA付帯のクレカや支払いサービスでなんでも支払うようにしています。いまだにキャッシュでしか受け付けてくれないお店があるので、そのための現金ですね。
旅先に持っていくものではなく、断捨離もデータ化もできなかった貴重品は、銀行の貸金庫に預けました。指紋認証で出し入れ自由。腕時計やアクセ、保険証券、思い出の手紙といった銀行に関係ないものでも、危険物でなければ預けることができます。
月に2000~3000円のところが多いです。私たちは旅好きで留守にすることが多いので、その価格でお金で買い戻せないものの安全が担保されるならいいと思いました。昔よりセキュリティへの意識が高まっていて同じように考える人が多いのか、貸金庫はどこも不足気味みたいですよ。