ヨーロッパ26か国の渡航に必要となるETIASって?【2021年スタート】

2021年1月より、シェンゲン協定国のヨーロッパ26ヶ国にビザを取得せず訪問する場合、事前に電子認証システムに申請することが必須となります。インターネット上で事前に審査を行う仕組み「欧州渡航情報認証制度ETIAS(エティアス)」です。

EU Travel Information & Authorisation System

対象の26ヶ国

アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、リヒテンシュタイン

わたしたち日本人などビザ免除されている国籍者が対象です。

申請にあたって必要となるのは、パスポートとお金とインターネットにつなげられるパソコンかスマホ。申請費用は変更があるかもしれませんが7ユーロだそうです。 登録されたパスポート情報が欧州警察機構などに照会され審査が行われます。一度OKが出ればETIASの有効期限は3年間あり、対象の国をおとずれるときに毎回申請する必要はありません。

ビザなしで渡航する場合に限るので、シェンゲンビザを既に保有している場合はシェンゲンビザで入国できるのでETIASの申請は不要です。

航空機、船舶、陸路などで搭乗・移動する前にETIASの有効性が確認されるため、 ETIASが承認されていない場合、旅行者は飛行機、ボート、バスなどのに搭乗することはできません。こういった認証制度はアメリカやオーストラリアでも前から実施されていて、国の安全を保つのに役だっているんですよ。

2021年1月から導入が予定されているのでまだ少し先ですが、忘れると入国できないので頭の片隅にいれておいてくださいね。

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