海外旅行先でドライブしたいな、こんな気持ちいい場所で走ったら気持ちいいだろうなって思ったことありませんか?
いつも持ち歩いている運転免許証では車を運転することができない国が多いので、海外で運転するには国際運転免許証(国外運転免許証)International Driving Permit というのを発行してもらわなくてはなりません。今日はその手続きをご紹介します。
左ハンドルや右側走行の試験なんてないので、安心してくださいね。
国際運転免許証とは
日本も加盟している「ジュネーブ条約(道路交通に関する条約)」に基づいて各都道府県の公安委員会が発行する国外運転免許証のこと。ジュネーブ条約加盟国がそれぞれの国で発行された国際免許証を認め合うことになっているので、加盟国では国際免許証があれば運転できます。
※ドイツやスイスなどのように、ジュネーブ条約の加盟国でなくても、日本の運転免許証で運転できる国や地域も一部あります。
国際運転免許証の申請
どこで申請できるの?
運転免許センター・指定警察署で手続きができます。受付時間は各場所によって異なるので、個別に確認してください。
必要なものはたった3つ
運転免許証
写真1枚(縦5.0㎝×横4.0㎝)
パスポート
※県によっては印鑑も必要
国外運転免許証交付申請書は申請場所に置いてあるので、事前に用意はいりません。その場で記入します。
いつでも申請できるの?
運転免許証の有効期間内であれば申請できます。
誰でも申請できるの?
日本の運転免許証を所持している人ならば、日本人か外国人か問わず手続きできます。
※大型特殊のみ、小型特殊のみ、原付のみの免許証、仮免許、免停中は取得できません。
国際免許証に有効期限はあるの?
あります。国際免許証の有効期限は発給日から 1年間です。
申請はいくらかかるの?
都道府県ごとに若干異なります。2019年1月現在、東京都は2350円です。
申請したらすぐ発行してもらえるの?
手続きは簡単ですが、審査を経て発行にかかる時間は場所によって差があります。運転免許センターならば即日、警察署ならば2週間程度かかることもあります。余裕をもって申請しましょう。
過去の国際運転免許証があれば更新できる?
新規申請となります。更新という手続きはありません。有効期限内なら何度も海外で利用できますが、途中で不足しそうな場合は有効期限内だとしても新規申請してください。